2026/06/24 14:16

こんにちは。

とある仕入のお話です。

Instagramをチェックして下さっている方はご存知かと思うのですが、旦那が狩猟した鹿だけでは供給不足で私の事業を支えて下さっている猟師さんは具体的に公にはできないですが5チーム、抱えている人数で言うと何十人といるのですが、半分は超がつく高齢者のおじい。

今年6月の長野県は例年より涼しく朝晩は寒いくらい。

去年すでにsold outだった鹿もまだ暑くなる前で動きあり、罠にかかる率は高い方。

有難い事にコンスタントに捕獲でき、ホームページECサイト今現在は商品が並んでおります。


「乾燥機、いらねぇかな?」

いつも仕入ているおじいの家に行ったら、いきなり質問が。

「え、洗濯機じゃなくて、乾燥だけ?えー、そしたら、いらないかなぁ」

「そうか、俺もこんな身体だでな、身の回りをさ、整理してかなきゃだからさ」

そう言って足元に目を向けながら、クスッと笑っているおじい。

いつもは決まった解体場があるから、そこに出向く私ですが、解体場には冷蔵庫がないから、おじいの自宅冷蔵庫に取りに行った矢先の話。

初めて行ったおじいの自宅の庭先でドキッとする会話をした。

「…うん、また必要な人、探しておくよ!」

私は喉まで出かかった質問をやめた、聞きたかったけど、なんか怖かった。

足を引きずりながら、歩き始めた赤ちゃんのように歩くおじい。

普通なら肩を貸して歩くレベルだと思った。

こんな身体で鹿、猪、熊獲ってんだよね。

そいや今年は熊も何頭かすでに捕獲してる。

おじいが命懸けで獲ってくれてる鹿を私はどうやって世に出せば良いのかなと改めて考えさせられ、涙が出そうになった。

ホームページECサイトを作ったから安心じゃない、こっからだなって思いました。

私はおじい達に手間賃を支払っています。

もちろん無料なんてありえないです。

お金は家族に貢献するのは当たり前ですが、少し高いけどそこだけじゃない価値があるからこその消費だし、社会への貢献です。

犬に鹿肉なんて贅沢だと思う人もいるでしょう。

でもお金を使う相手がいるって幸せな事だなと思います。


犬が病気になって気付けた人や気づいた人はラッキーだと思うのですが、slowhoursを知ってくれた人へ、鹿の素晴らしさや、その背景を知って、自分の愛犬に投資したいと思ってくれたら幸いです。